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583系あいづの思い出(1)

かつて磐越西線では快速あいづライナーが毎日運転されており、先日解体された原色485系のほか、東武乗り入れで使われたのっぺらぼうの485系が使用されていました。現在残存する583系もかつては仙台車であり、485系の代走としてあいづライナーに充当されていました。

当時は、今のようにゴッパーサンごときでわざわざ福島まで行く!という人はそう多くはなかったでしょうし、私自身もSLクリスマストレイン狙いで会津へ行ったときにたまたま撮れた、という感じでした。

今日は、あの、2010年12月25日のおはなしです。

会津地方は大寒波による大雪に見舞われ、やっとのことで到着した会津若松ではいよいよ全列車がストップ。SLは必ず来ます!という駅放送を信じて、雪がしんしんと降る中、3時間待って雪だるまになったC57180を撮影しました。その後、喜多方に行っていた583系のあいづライナーが会津若松に戻ってくるとのことで、さらにホームで2時間耐え、入線を待ち構えたのでした。

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C57のラッセルのあとをゆっくりと走ってきた583系 2010/12/25 19:17 会津若松

会津若松に到着した583系はSL乗客の救済として喜多方へ向け出発(喜多方からはバス代行)すると放送が流れ、すぐに折り返しの準備が行われました。

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しかし、いつになっても出発できず、結局0時過ぎに583系と719系が列車ホテルとして開放されることになりました。撮影に興じていた私は、719系に席を確保して、寒くて寂しいクリスマスを過ごしたのでした。(保線員や駅員の終夜の尽力には心が温まりました。)

夜が明けて・・・積雪は1メートルを越えて、ホームより高くなっていました。

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9時半に会津若松駅にラッセルが入線。それを追うように10:30に磐越西線郡山口のみ運転再開となることでしたが、出発できたのは12時過ぎ。カップ麺のにおいが充満する満員の583系救済ライナー(笑)に乗り込んで脱線の恐怖に怯えながら会津地方を脱出したのでした。

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無事郡山に着いた583系 2010/12/26 13:40 郡山

こんなことは583系が走っている間にもう起きないでしょうし、今思えば本当に貴重な経験でした。これが583系「あいづ」の思い出のひとつです。
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